2012年04月05日

AGL11【Last Night on Earth】プレイレポート

2012/04/01 Last Night on Earth プレイレポート

_LastNightOnEarth.jpg

ゲームプレイを思い出しつつ、記憶の抜けてる部分(かなり抜けてます。すみません)は、勝手な脚色で書いてます。
間違えてる部分であるとか、「俺はもっとヒロイックだったぞ()」とかあればお知らせ下さい。


なお以下文中の色文字は、ゲームでイベントカードが使われたことを意味します。
青字はゲームプレイ上での有利な効果(ヒーローカード)赤字不利な効果(ゾンビカード)を表しています。



何かがおかしい。
おぞましい怪物が村中に充満し、禍々しい気配に満ち充ちている。
そして隣人達はどこに行ったのだ!今朝から全くと言っていいほど人の気配がない。
怪物はおぞましくも人に似せた形をしている。…まさか、誰かが、また。

今はとにかく村人たち――みな私の教え子たち――を見つけ出し一刻も早く隣町へ避難するのだ。
  ――校長ゴメスの手記――

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昼の農場にショットガンが響く。
農場の娘ジェニーは怪物を退けながら、車のキーを探していた。

トラック――今村で動く唯一の自動車――で、一刻も早く隣町まで逃げないと。


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johnny.jpg
小屋の中、ジョニーチェンソーで、次から次へと湧いてくる怪物共の相手をしていた。
やつら……恐らくはゾンビってやつだ……は腐った肉のようにベタベタでボロボロの体は簡単にバラバラになる。

高校のアメフト部でクォーターバックを張る肉体を活かし、怪物をなぎ倒しつつ進む。
……しかし、まるでキリがない。

何体目かわからぬほどの怪物を倒したあと、高校の校舎の片隅に大きな缶を見つけた。
ガソリン缶だ。これがあれば、隣町まで車で逃げられる!

ほっとした瞬間、手首が疼きだした。赤く腫れて、熱っぽい。
『さっき、あいつらに掴まれたところが……』
奇妙な感じだ。不快な感じはしない、何故か心地よい。

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sally.jpg
美少女女子高生サリーは怪物から逃げ惑いながら、物置を必死に探索していた。
「これがほしかったのよ!」

トラックのキーを拾い上げた。これで逃げられる。
が、どうやってここから出るのか――


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anderson.jpg
ヨタヨタと足をひきずる怪物をかき分けながら、しっかりした足取りの男がやってきた。
保安官アンダーソンは、怪物を打ち倒し、傷つきながらも、残った村人を助けていた。
西部の時代からの伝統、シェリフにピースメーカー……リボルバーだけが頼りだ。

「助けに来るのが遅いのよ!仕事サボって、またベッキーとイチャついてたんじゃないの?能無し保安官!」

「なんだと!もう一度言ってみろ!息子のビリーも見つかってないんだ。俺がどんな思いで…」

不毛な言い争いに、怪物は崩れた顔に醜い笑みのようなものを浮かべた。

「馬鹿者!今はそんなことをしてる場合ではないっ!」
憔悴しつつも決して威儀を崩さぬ紳士が駆け込んできた。
「校長先生!」「ゴメス先生!」
「この村はもうダメだ。一刻も早く逃げるんだ。」

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ガソリン缶を持ってジョニーは広場に走る。そこにはトラックがあるはずだ。

ジョニーを惜しむように怪物共はわらわらと迫る。
クソっ!……噛まれた!
刹那、ジョニーの意識は奇妙な感覚に支配され、肉体は腐臭を放ちだした。

人間のものとは思えぬ絶叫を最後に、魂無き肉体を引きずりだした。


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「なんだ今の声…?音は?」

トラックの荷台で浮浪者ジェイクは目覚めた。
人型――だがしかし決して人でない――の何かが広場に蠢いていた。
とにかくこの村を出るべきだ。なぜかは考えない方がいい。
ジェイクは、ちょうど荷台にあったガソリンを車にいれはじめた。
鍵は村の大人たちが持っているはずだ……。

陽は傾き、村は赤く染まり始めた。


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サリーは小さく曲がりくねった小屋を抜けた。
『さっき、保安官の声が聞こえた、ここを抜ければ……』

車のキーを握りしめ走るが、小さくつまずく。
『あっ・・・・・・』

数十秒の逡巡と混乱。
『なんで、こんな時に……』
足が、手が地面を上手く掴まない。

やっとドアを開けるとそこには、保安官の姿は見えず。
代わりに、揺らめくように歩く奴らがいた。
後ろの……小屋の中からも呻き声が。

立ち往生する彼女の美貌に吸い付けられるように、怪物は群がった。

哀れなサリーは断末魔を上げ、抜け殻の肉体を引きずり始めた。


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joseph.jpg
「…!」
哀れな断末魔を聞いたジョセフ神父は精神統一を解いた。

同時に力がみなぎって来るのを感じた。
「みなの祈りが聞こえる」
怪物――ゾンビ――死すべし。
神父は赤々と夕日に染まる教会を出た。

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becky.jpg
ベッキーはやっとの思いで病院を抜け出し、小屋に息を潜めていた。
突如、扉の開く音と同時に傷だらけ――しかし生気溢れる――の男が転がり込んできた。
アンダーソン!…すぐに手当てするわ」
看護婦であるベッキーは手早く手当をする。

彼女と保安官は恋仲であった。
アンダーソンは男やもめであったが、一人息子ビリーに遠慮し彼女との仲をおおっぴらにはできなかったのだ。

だが、もはやそんなことも気にする必要もない。
「神に祈りは届かない。今日でこの世は終わるんだ。でも地球最後の夜に君がいてくれて良かった」

折りからの大雨で、道もぬかるみ始めた。


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神の加護の下、ジョセフ神父の手により、次々とゾンビが滅せられていた。

雨がひどいので教会の隣の家に避難する。

恐ろしく寒気がする。急速に力が抜けてきた。村人が神に頼まず諦めてしまっている!
ジョセフは力なく床に座り込んだ。

「これが欲しかったのだ!」
机の下に車のキーを見つけた。
『これは、あのトラックのカギだ……』

まだこれを求めている人がいるかもしれない。
ジョセフは再び立ち上がった。


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保安官アンダーソン、看護婦ベッキー、そして農場娘ジェニーはそれでも希望に向けて走り出そうとしていた。

「あのトラックが動けば逃げられるかもしれない。……俺が援護するから君らは走れ!」
_LNOE_play.jpg

いく人かの奴らを打ち倒した後、アンダーソンはリボルバーのフロントサイトの向こうに、少女の姿を見た。
彼女はゆらりゆらりと歩み寄ってくる。

『神よ……』
祈るようにトリガーを引き絞る、彼女は音もなくそこに崩れ落ちた。

ベッキージェニーは逃げ切ったようだ、彼も走り出す。

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浮浪者ジェイク、保安官アンダーソン、看護婦ベッキー、農場娘ジェニー
生き残りがトラックに集まった。だが、車のキーがない事に気づく。

そして、彼らの臭いを嗅いだ村中のゾンビが続々とトラックを取り囲むようににじり寄ってくる。

その中には、変わり果てた姿――だが確かにジョニーがいた。

ジョセフ神父がゾンビをかき分けながら、ぬかるみを必死に走ってきた。

車のキーだ。もうすぐ完全に日が暮れる。そうなればゾンビ――奴ら怪物は止められない。早く村を出るんだ」
トラックはあと少しで完全にゾンビに囲まれる。


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保安官の息子ビリーは、高校一の俊足を活かしてゾンビを翻弄していた。
広場から人――確かに人間の声がする。
全速力で駆け出すも、焦りとぬかるみで思うように足が進まず悲鳴を上げた。

「あれはビリーの声だ!」
ビリーは生きてたのよ。ビリーを待つのよ!」
トラックを壊さんばかりのゾンビの群れをみなで撃退――消火器で吹き飛ばし、銃で、斧で、神の加護で――し、ビリーを待つ。
何度も転び泥まみれになりながらビリーがトラックの荷台に滑り込んだ。
いなや、ベッキーが荷台から泥中に転がり落ちた。

「さよなら。私はもうダメよ。ビリー、助かって良かった。アンダーソン、最後の夜にあなたと…」

最後まで言い終わる前に彼女は断末魔をあげゆらりと立ち上がる。

覆いかぶさるゾンビ――隣人たち――村人を振り落としトラックは町へと向けて出発した。
lnoe_board_end.jpg

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19XX年X月2日『ウッディンベイルにて連続行方不明事件発生』
アンダーソン保安官によると、この小さな町では例外的な事件とのこと、州警察も応援を検討中。

19XX年X月13日 『ウッディンベイルにて原因不明の死者が大量発生?』
ウッディンベイルの保安官アンダーソン以下村民5名が市警察に保護を求めた。
5名は命に別状なく警察病院にて治療中。

供述は混乱しており、大量の使者が出たこと、またそれらは感染性がある"なにか"であることが示唆されている。
なんらかの感染症が原因の虞れもあるということで、CDCへと注意を喚起している。

現在、地元警察は消防と協力してウッディンベイルへと調査隊を派遣する予定。


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仔細をご存知の方はGMまで。謝礼に酒一杯進呈。



プレイ結果

【HERO SIDE】
JIN☆さん担当: 農場の娘ジェニー(生還)
JOEさん担当: 看護婦ベッキー(死亡)
Sさん担当: 保安官の息子ビリー(生還)
PutiRINGOさん担当: 美少女女子高生サリー(ゾンビ化) → 神父ジョセフ(生還)
JSさん担当: クォーターバックジョニー(ゾンビ化) → 浮浪者ジェイク(生還)
Ymさん担当: 保安官アンダーソン(生還)


【ZOMBIE SIDE】
Ysさん担当: ゾンビたち(Aグループ)(村人に逃げられる)
GM: ゾンビたち(Bグループ)(村人に逃げられる)


プレイヤーの皆さんありがとうございました。
ここまで読んで下さった方もありがとうございました。



posted by AGAな人○ at 09:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告
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